お正月のあれこれ 後編 食・娯楽
こんにちは、カナコです。
本日はタイトルの通りお正月のあれこれ 後編 です。
前編はこちら。
前編では、余談をだらだらと綴ってしまいましたが
今日は早速本題に入ります。
復習
お正月とは、、年神様をお迎えする行事
年神様とは、1年の幸福をもたらすために各家庭にやってくる新年の神様のこと。
12月13日のお正月事始めより、
年神様を元旦にお迎えするために色々な準備をします。
「出典:暮らし歳時記」
※暮らしの歳時記
四季折々の年中行事のあれこれを分かりやすく教えてくれるサイトです。
許可をいただいてご紹介させてもらってます。
食事
お正月に食べるものといえば・・・
おせち料理
お雑煮
ケーキ、和菓子などのお菓子類
お寿司やステーキなどのご馳走系
ピザなんかのジャンクフード系 その他もろもろ・・
そう。私はお正月に食べ過ぎて3日から4日にかけての夜中に救急車にお世話になりました。
まぁたくさんありますが、
今回はおせち料理とお雑煮の食材それぞれに込められた意味をこれまたざっくりまとめていきます。
最初に抑えておきたいのは、
おせち料理もお雑煮ももともとは
年神様に供えるための供物料理 また、
かまどの神様を休めるため作りおきできるものが中心となります。
「出典:暮らし歳時記」
なので酢を使ったものや保存のきくお料理が多いんですね。
おせち料理
現代は“おせち料理”というより“豪華オードブル”みたいに販売されてるものも多いですよね。
種類も豊富。
皆さんは何が好きですか??
数の子:子孫繁栄
田作り:五穀豊穣
伊達巻:知識や文化の発達を願う
紅白かまぼこ:半円形は日の出(年神様)を表す 紅⇒魔除け 白⇒清浄
昆布巻:喜び
栗きんとん:蓄財
紅白なます:根菜のように根を張るように
海老:長寿
といったように、
根本は、幸福をもたらしてくれる年神様へのお供物料理なわけですから基本的には縁起の良いものを集め、
五穀豊穣、家族の安全と健康、子孫繁栄
の願いが込められています。
「出典:暮らし歳時記」
個人的な感想ですが、
その想いを集約している食材が1つあります。
それが【黒豆】
まめに(勤勉に)働き、まめに(丈夫で元気に)暮らせるように。
真面目に生きてればいいのよ、そう言われているようです。
ちなみに私は塩気のあるお魚系のあとに栗きんとんを食べるのが好き。
しょっぱい⇒甘い⇒しょっぱい⇒甘い のループを楽しみす。
お屠蘇
おせち料理と順番が前後しました。
元旦の朝、家族と新年の挨拶をしておせち料理をいただくわけですが、
その前にお屠蘇の儀式がありますね。
これは家族それぞれの健康を願います。
実家では父親がお猪口に注いだ日本酒を順番に口をつけてまわす習わしがありました。
主人の実家ではそのお酒が甘い!!
そう甘さに驚いたのです。
そしてこれは今年のお正月に知ったのですが、お屠蘇のもとが販売されているんですね。
それを大晦日の夜から仕込んでおくのだとか。
思わず「へぇ~~~」です。
皆さん知ってました??
お雑煮
ここまできてなんとなく想像つくと思いますが。
お餅は食べると生命力が与えられると考えられているようです。
そして年神様にお供えした餅をいただくことでご利益を頂戴する、というわけです。
さてお雑煮といえば、、、
地方によって(正確にはどこに住もうが親の出身地に左右されていると思いますが)さまざまなお味が存在しますよね。
皆様はどうでしたでしょうか??
私達夫婦ともに大阪出身ですが、
◆実家 (父:大阪 母:島根)
丸餅 大根・人参の入ったおすましタイプ
後乗せで鰹節、柚子の皮
◆主人実家(父:大阪 母:広島)
丸餅 くわい・里芋・金時人参が入った白みそタイプ
そう、全然違うんですね。
白みそ仕立てのお雑煮に憧れがあったので初めて食べたときは感動でした。
くわいに親しみがなかった私は、“芽の部分を食べて縁起をかつぐ”
という意味も知らず芽を残す食べ方をしたら「これを食べないと意味ないやん」と家族皆からツッコまれたの良い思い出です。うんうん。
では最後になりました。
娯楽
お正月の遊びといえば、
羽根付き
コマ回し
凧あげ
カルタ
百人一首
双六
といったところでしょうか。
最近はここまで古風に遊んでいる子供も少ないと思いますが。
河川敷の近くを通るとたまに凧揚げしている親子をみかけますね。
現代風に置き換えてみましょうか。
羽根付き⇒バトミントン
コマ回し⇒ハンドスピナー?!
凧あげ⇒ドローン?!
カルタ⇒カードゲーム?!
百人一首⇒カードバトル?!
双六⇒ボードゲーム?!?!?!←そまんま。
全然ちがうか。
あ、それぞれの意味はというと・・・・
ま、いっか。
でも凧あげだけ。諸説あるようですが、歴史を遡るとタコではなくイカだったとか。
これまた私個人的なイメージなんですが、
お正月の娯楽で思いついたのは、ちびまる子ちゃんの“笑い袋”だったんです。
ちょっと憧れてたな~。
共感者いらっしゃったら是非ちびまる子ちゃんについて語りたい。
まとめ
と、いうわけで2回に分けてお正月のあれこれについて記事にしてみました。
習慣と食事は力を入れて書いたのに、娯楽だけめちゃくちゃゆるいですがご愛嬌('ω')
何度も書きましたが、
お正月は年神様をお迎えする行事。
おもてなし精神と感謝の気持ちで準備をして家族や大切な人と良い年になりますようにと願うわけです。
とっても素敵な文化だと思います。
全部の習慣を継続していくことは難しいかもしれませんが、
この先のお正月、出来るだけ本来の意味にそって、そしてその時代にあった過ごし方を楽しみたいと思います。
最後になりましたが、
今回の記事でとっても勉強させて頂いたのが
暮らしの歳時記さん。
紹介と引用の許可をいただき、有難うございました。
では!!