抑うつ経験者 出産~1か月 心はどう変動したか
こんにちは、カナコです。
先月5日、無事に第一子を出産しました。
出産前のブログで
⇓⇓こういうのを書きました。
それからなんやかんやで1か月。
今日はタイトルの通り
抑うつ経験者 出産~1か月 心はどう変動したか
ということで
振り返り記録として、どんな感じだったかをかいていきます。
自己紹介
初めましての方用に簡単に自己紹介を。
・カナコ、33歳
・夫婦ともに大阪出身
・埼玉在住
・近くに身内等なし 里帰り出産は選ばず
・20代都内にて仕事没頭→29歳夏抑うつ大爆発、退社、治療開始→7,8年お付合いしていた方と翌年3月結婚→主人の仕事の関係でさいたまへ引越→治療、再発繰り返しながら抑うつの自分を受け入れそこそこ楽しく生活→32歳10月妊娠→33歳6月5日出産(ベビーと同じ誕生日になりました)
現在は病気の症状で日常生活に支障が出るようなことはありません(^^♪
以前に描いたものですがこんな感じ
出産後~1か月 ざっと感想
・5日出産 10日退院
※立ち合い・面会禁止期間
・12日~14日まで母親が、
・17日~20日にはお義母さんが色々お世話をしに来てくれました。
・主人の仕事、
週休2日 (週末のどちらかは在宅勤務数時間)
6:00には出発19:00には帰宅
1か月までこの勤務スタイルでお願いしてます。
1か月以降は週2、3日残業で遅くなります。
まず、私自身の現在の心と体の状態はというと、
まぁまぁ。
まぁまぁ。
です。笑
悪くありませんよ。
1か月。
過ぎてみるとあっというま。
感想にはなってないけど、
ふ~っっ(~o~)て感じです。
確かに大変。
でも出産前に出産後のLifeplanを考えていたこともあり、
諸々、予想範囲内なのかな。といった感じです。
具体的に心はどう動いた?
お薬事情
気になるところはここからですよね。
まずお薬のことから。
妊娠が分かってから3種類のうち2種類は飲むのをストップ。
出産前日まで睡眠薬だけ服用していましたが、
出産したその日から断薬。
というわけで現在は薬は使用していません。
まとまった睡眠はとれないので眠剤はなくても問題なかったです。
一時不安な気持ちが増して不眠になりましたが、鉄分のサプリを飲んで解消しました。
逆にこれですべてのお薬とさよなら出来てラッキー♪と思ってます。
出産後~退院まで
入院から退院まで6日間。
出産直後から入院生活中実はあまり実感がわかなかったのが正直なところ。
産まれてすぐの感動して涙!とは程遠かったですが、
出産から5.6時間後。
ベッドのうえで1人になった瞬間によく分からない涙があふれてきました。
安心したのか、ホッとしたのか。
と同時に切った股とちょい裂けたお尻、全身の節々が痛くて痛くて。。。
2日目の午後からベビーと同室になって授乳やらオムツやらのお世話が始まったんですがまだ自分から生まれた子という感覚がわかない。不思議な感覚でした。
手に触れると壊れちゃいそうで触るのが怖かったです。
当初は退院まで主人にも会えない不安や寂しさがあったけど、
私1人じゃなくて皆が同じ状況だからあまり寂しさはなかったかな。
看護師さんも素晴らしい方ばかりだし、お友達も1人出来ました(^^♪
だけど退院する前日から明日からお家で大丈夫かな、、
そんな心配と不安は出てきました。
退院、祝 帰宅
退院当日。
朝からそわそわ。
この日は早朝から着々と退院の準備。
主人が迎えに来てくれて手続きを済ませいざ自宅へ。
退院時はせかせかするので感動を分かち合う感じではありませんでした。
帰宅して改めて主人とベビーちゃんご挨拶。
“ようそこ、我が家へ。どうぞよろしくね”
その後主人にも抱っこのしかたとオムツの交換のしかたをレクチャーして
昼食、入院の荷物の片づけ。
この日はさすがにどっと疲れが出ました。。。
母親、お義母さんにお世話になった1週間
母親には2泊3日、お義母さんには3泊4日。
入れ替わりで来ていただきました。
結果的にはそれはそれは助かります。買い物から栄養のある食事を用意してくれて、しんどいときはベビーをあやしてくれて。
だけど私もまだベビーとの生活始まったばかりで、
母親やお義母さんたちは、慣れない家での家事。
最初は色々説明も必要で、この辺りの気疲れは初日だけありました。
と、言いましてもやはり母親’s。
家事&育児の大先輩ですから。
めちゃくちゃ有難いサポートでした。
3人での生活スタート ※ここからです
母親’Sが帰り、いよいよ翌週から本格的に主人とベビーと3人の生活が始まります。
心が大きく動いたのはこの辺りからです。
お義母さんが帰宅する前前日から猛烈な不安に襲われました。
体もまだまだ万全でない状態と寝不足によって心もナイーブな状態。
退院してからなんだかんだバタバタしてベビーとの生活も慣れてないから余計にです。
初めての育児。
主人が仕事に行ってる間、頼れる身内が身近にいない心寂しさ。
なにかあったらどうしよう、、、
これから大丈夫かな、、という漠然すぎる不安。
急に自信が無くなり涙が出てきました。
主人にも弱音を吐きました。
泣けば少しは気が楽になるのかと思いきや、そうでもない。
不安な気持ちでいっぱいなうえに、
体も疲れて眠いのに、
今ちょうどベビーも寝付いて寝れるチャンスなのに、、、
眠れない!!
これが続くと確かにしんどい。
いわゆるこれが産後鬱になる数ある原因の1つなのかなと。
どこか冷静な私もいました。
原因
なにがこんな不安で心にひっかかるのか。
自分なりに分析してみました。
その結果、大きく2つの不安要素が原因と見込みます。
◆1つ目。
上記にも書きましたが初めての育児に対する不安。
経験したこともないし未知数だからよりビビッたんですね。
でも皆初めはそうだよ。と自分に言い聞かす。
これに関しては実際に乗り越えていくしかクリアしてく方法はない。
ただ不安な気持ちを軽減する方法はあります。
それは勉強。調べる事。
行き当たりばったりだけでなく、色々勉強したり自分で調べてみて知識を増やしていく。そして実践。
失敗もしながら成功体験を重ねていくことで自信に変わっていくもの。と言い聞かす。
慌てない、焦らない。のおまじないワードを自分にかけまくる。笑
◆2つ目。
この2つ目に気付くのに少し時間がかかりました。
そう、
抑うつの症状が再発してしまって1番キツかった頃の症状が出てしまったらどうしよう、、、
という恐怖心が不安な気持ちを煽っていました。
そうなってしまったらベビーのお世話どころか自分の事すら何も出来なくなってしまう。
そしてそうなってしまったときに、ベビーの事を憎んでしまったら、、
可愛いと思えなくなってしまうんじゃないか、、
色んなマイナスなことを考えてしまい、とっても怖くなったんですね。
大丈夫
でもこの2つ目の理由に気付いた時点でもう大丈夫。
心を壊さなければいいだけ。
心が壊れる前の対処法は今までにたくさん学んだから。
それを踏まえて、
残りの半月過ごしたら、
あっという間に1か月経ってました。
後半に関しては心に余裕も生まれて身も心もだいぶ楽になりました。
そしてふ~っっ(~o~)に至ります。
本音
で す が
ですがやはり相手は外の世界に出てきてまだ数十日の未知のベビー。
泣き声や表情、仕草で彼女の求めてるもの満たしてあげのるのはそう簡単ではございません。
数時間置きの授乳、1日何度もオムツ交換、あやし、寝かしつけ、沐浴
基本的な育児+家の事
家のこと全部やろうなんて思ってませんが
◆洗濯 1日1回 最悪2日に1回
◆料理 週に2~3回で1週間まわす
◆掃除 週末 主人がいるときに掃除機かける
自分の朝食・昼食は台所で急いで食べる。
食べるよりも睡眠を優先したいときもあるけど食べないと乳が出ないのです。。
ちょっとの時間離れてる間にギャン泣きしてるベビー。
ちょっと待ってて~
だけでなく
も~!!!ちょっとだけやん・・・・
って思うこともあります。このとき心に余裕がないときはイライラもしました。
自分の事、ちょっとしたこともなかなか進みません。笑
これは最初から期待もしてないのでストレス0です。
日によりますが、抱っこや慣れない体勢で知らぬうちに体に負荷がかかっているのか
体がバッキバッキに筋肉痛な日があります。
手首の腱鞘炎ちっくな痛みもつらい。
何気に自分の排便も気をつかいます。傷口が広がらないように・・・
産後の辛さを少しでも軽減するための必要な事
最初の1か月で最低限やるのはベビーのお世話
と、
自分の睡眠の確保。
この2点のみ。
とはいえ家事も少しはしないといけないのが現実。
それでもそのときの優先順位を判断して合間合間でも睡眠だけとれれば、最悪体を横にさえ出来れば。
少しでも体と脳を休ませること。
脳を休ませることで思考力も落ちにくくなります。=マイナス思考が軽減されると思います。
もちろんこれらを1人でやろうとはしない。
完璧にやろうと思っても逆効果です。
主人の協力はもちろん、市の産後ケア制度も利用します。
最終手段で大阪からどちらかの母親に来てもらいます。
悩んだら相談できるところへ電話!!←めちゃくちゃ大事です。
自分が潰れたら1番しんどいですから。
しんどいだけでなく色々面倒です。潰れてから立て直すには時間も労力もかかります。
そうなる前に対策を。
気軽に話せる相手がいたら話すのも手ですよね。
私にもおかげ様でそういうお相手の方はいます(家族)
が、私の場合は電話をするタイミングに気を遣ってしまって遠慮しがちになります。
逆の立場なら『気にせず気軽に電話してね』って思いますが。。
そんなときはネットやアプリで同じような環境で頑張ってる方の弱音だったりありのままの気持ちを見あさって勝手に共感して自分のエネルギーに変換してます。
私がお世話になってるアプリはこちら。
結構泣けます。
笑えたりもします。
まとめ
なんかえらい大袈裟に書いてしまいましたが、、、
結局のところどれだけナイーブになっても
やっぱり可愛いです。愛おしいです。癒しです。
今も私の腕のなかですやすやZzzz中。片手でタイピング、時間かかる~笑
そしてこの時期はあっという間。
不安なことも乗り越えたところで新たに次々と生まれてくるんだろうな。
そう思うと辛い・しんどいと思う感情も今だけ味わえる特別な時間だし、
もっと今を前向きに味わおうと思えます。
どちらでも産後すぐの育児は多少の覚悟が必要。笑
力をぬいてやらないと産後鬱になる可能性は誰にでもあります。
客観視して自分の心境に耳を傾けてあげるのが産後鬱を避ける手段の1つなのだと思います。
今回は長々と綴ってしまいました。
最後まで読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。
では!!
⇓1か月。
ビールとノンアルビールとミルクで乾杯
可愛い寝顔♡