うつ病経験談~リアルタイムのお話~の巻
こんにちはカナコです。
先日(一昨日の日曜日の夜)に起きた気持ちの変化と様子を書きます。久々でちょっと焦りました。
今年の5月後半からは回復傾向、7月2日には現在通う病院(5箇所目)で、
「次回からは自分のペースで通院してもらっていいですよ」
と言われ、安心していました。先生に認めてもらえた気がして嬉しかったんです。
一昨日夜の様子
なーんか重い体、なんとなーく憂鬱な気分。ちょっと怪しいかなと思いつつも、
夕食の片づけを済ませて、シャワー。歯磨いて、髪乾かして、コンタクト外して、、
明日からの仕事嫌やな、行きたくないなーって思った時、
あ、やばい、これはあかんやつ。私のセンサーが反応しまして。
主人に「ちょっと危ないかもしれんから今週の仕事調整するかも」と私なりに信号を出しました。
久々にこの感情?感覚の涙がボロボロ止まらない。
主人も「無理すんな無理すんな、明日は家におり」と言ってくれたんです。
そんな優しい言葉をかけてくれてるにも関わらず、なんかモヤモヤが治まりません。
主人なりに気を遣ってくれているのは分かったんですが、
・もう少し話を聞く姿勢になってほしい
・体をさすってほしい
・落ち着かせてほしい
など、自分の理想の対応を求めてしまった事で現実との差に強いストレスを感じてしまい、抑えきれなくなりそうな際どい感じになってしまいました。
好調な日が続いていたし、GWぶりに不安定な気持ちに私自身テンパってしまい、冷静さが欠けていました。
原因
そもそも好調だったのに何故?
好調な時が続き、気持ちが高ぶっている状態からクールダウンさせてないまま、
気持ち(心)だけが先走って体がついてこない。
原因は“焦り”
焦りから心の余裕をなくしてしまう、だから他にあたってしまう。
前職場でも同じような事がよくありました。
自分に余裕がなくなると冷静な判断に欠けてしまい他のスタッフにあたってしまう事。今回は主人にです。
要因を探るために数週間振り返ってみます。
振り返り
確かにちょっと頑張っちゃったのかなーなんて思います。
先生から「自分のペースで、、、」という言葉に安心したのと同時に少なからず開放的な気分になったのは事実。
ブログを始めたり、新しい仕事にチャレンジしたり。
好調な日が続く事は嬉しい反面、気を付けないといけないと緊張感も生まれます。
(これは持論ですが、
好調な時って病気以外の事で満たされている事が多くて、うつ病の事を考える事が減るもしくはなくなる。だから病気の事を忘れがちになっちゃうんです。
だから再発しないための治療や、対処法を理解していないままだと、
ふと現れた症状にどっぷりはまってしまう事になると思うんです。)
ただ気を付けるといってもずっとは中々難しいし緊張感もずっと続くとストレスになっちゃうんですね。
そんななかの先週7月17日~22日までの行動。
17日~19日は今月からの新しい職場での勤務。周りには人生の先輩方もたくさんいて今までの仕事内容とは異なり、良い刺激もあり普通に充実感を得る。
勤務時間は10時~16時とパート枠でだから身体への負荷は問題なし。
20日はプライベートでの用事を済ませるために自転車であっち行ってこっち行って、自分の用事も済ませるためにまたあっち行って。
この暑さにはやられてましたが、良い運動にもなった。
普段の家事も並行して卒なくこなしてたので余計に充実感。
21、22日の週末に調子乗っちゃったんだな、きっと。
土曜日は主人休日出勤。
私は家の事を。普段の掃除+こまかい事や、やろうとしていた事を一気に片付けた。
別に主人からやっといてほしいと頼まれたわけではない。完全に自己満です。
絶対に今しなくても何の問題もないのに、
Doitリストにも書いていた内容でなかな着手出来なかった事に劣等感を抱いてしまい
「いい加減やらなきゃいけない」という思考になってしまった。
私の悪い癖なんです。
「〇〇すべき」、「〇〇しなければならない」と自分を縛ってしまう「すべき思考」タイプ。
非常にストレスをためやすい性格の1つだそうですよ。
良い部分もあるんですけどね。
それで疲れたーってなってる状態で、
日曜日の夕方から主人の買い物に付き合ったり、(本当は家にいたい)
夕食の準備をする(本当は休みたい 疲れてますー)
でもその時はそこまで苦じゃない。出かけるのも好きだし、料理も好き。
で、就寝の準備をしてる時に、その疲れがどっと出てしまい、
また明日からの予定を考えた際に気が滅入ってしまったんです。
自分のペースでの通院でOKになったとはいえ、完治してるわけではないので、
徐々に・ゆっくり・焦らずを基本に予定を組んでいたつもりです。
注意していたのにも関わらず明日からの仕事の予定をパンパンにしてしまってたんです。
本来なら仕事の予定を優先するべきだから週末は体と心を休める事に専念したほうがよかったはずなんです。
要因を振り返っての原因
結局はあれもこれもと欲張ってしまった事。
欲張る理由は、うつ病で止まっていた時間を取り戻そうと思って焦っていたんだと思います。
止まっていた時間ではなくて、必要な時間だったのに。
気持ち(心)だけが先走って体がついてこなくなると理想と現実の差にストレスを感じたり過剰に自己評価を低くしてしまうのが私の癖です。
成長した事
マイナス要素ばかり書きましたが、結果的には成長してる事を実感した出来事でもありました。
今回みたいな症状って、寝る前から嫌な気持ちだから寝ても嫌な夢を見がちで、
(翌朝もなんか見たな。でも内容は覚えてないから軽度)
大体翌日は沈んでる状態になります。ひどいと数日もう動きません。
この病気の恐ろしいところなんですが、まぁなかなか理解してもらえないですよね。
けど、今回は翌日7時に起床して、洗濯をして朝食を済ませてブログを書き、そして調整すると言った仕事も月・火予定通り動けています。
その成長の1つにブログが関係しています。
今までは今回のような事があると記録としてワードで自分用、または先生に相談する際の資料として管理していました。
だけどブログの方がまず書く気になります。他人の目に触れる事を考えると、
言葉や文章も考えるので、より自分を冷静にみる事が出来、自然に心のなかの感情や気持ちの整理が捗ります。
なんにしても自分を理解するには時間がかかりますね。
でもこの病気のおかげで自分を大切にする重要性を学びました。
これからも気長に向き合っていきます。